社会的支援

法律による解決

当事者や周囲の助けによってもなかなかデートDVが解決しない場合は、状況によって弁護士に相談して法律的に解決することも検討する必要があります。

弁護士に依頼すると通常相手方も恐れをなし、DV(ドメスティックバイオレンス)をストップをする場合が多いでしょう。また、さらにデートDVをやめない場合は損害賠償などを検討すべきでしょう。

民事的に介入だけでなく、ストーカー行為規制法に抵触するような場合は警察に相談してみましょう。警察の判断によりますが、執拗につきまとうなどの行為に対して禁止命令がでる場合もあります。

また、DV防止法という法律もあるのですが、この法律は今のところ適用範囲が、夫婦や元夫婦であった者に限られます。

相談できる場所

デートDVを相談できる場所としてどんな場所があるのでしょうか。弁護士に相談することができます。また、地域によっては地方公共団体が無料法律相談を開催していますので利用してみるのもいいと思います。

その他相談できる場所として考えられるのは、学校や教育委員会、男女共同参画センターなどがありますが、まだ専門的なDV被害の駆け込み寺として機能していないのが実情です。

まだ社会的にデートDVに対する認知が不足していますので、DV(ドメスティックバイオレンス)やデートDVに対する早急な支援体制が待たれます。